横瀬町について

私たちの想い

私たちの住む横瀬町は、人口約8,200人の小さな町です。
都心からも近く、また、町には豊かな自然もあり、田舎ならではの温かい地域の絆もまだ残っています。しかし、少子高齢化が進み、国・地方ともに財政が悪化していく中で、私たちのような小さな自治体は、どのように生き残り、発展していくか真剣に考えなければならない時代になってきています。
日本創生会議・人口減少問題検討分科会の出した消滅可能自治体の中には、私達の横瀬町も入っており、私たちは、町の未来のために、なんとかしなければならないという強い危機感を持っています。

私たち横瀬町は、新しい公共経営の形を目指します。社会の課題は、行政だけでは解決できない時代になってきています。行政も町や社会をよくしたいと思う内外の方々と一緒に楽しんでいただきながら、手を取り合って進まなければならない時代が来ると思っています。今、企業の方も「シェアリングエコノミー」という人と人とのつながりをベースにした分野のビジネスや、地方創生への参入をしてきています。まちづくりに関心がある若い方も増えています。そのような方々のやりたいことを応援することで、結果的に横瀬町や社会がよくなる、そんな公共経営の形を作ることを目指しています。

横瀬町の特徴やデータ

横瀬町の特徴や、データ、課題などをまとめました。
皆様のアイデアやプロジェクトを検討する際に、ぜひ参考にしてみてください。

町の特徴

特徴
1
好アクセス

都内(池袋)から横瀬町までは、特急電車でわずか73分。都内との往復が非常に簡単です。

特徴
2
大自然

好アクセスにも関わらず、大自然に囲まれた、静かな町です。様々な資源があります。

特徴
3
小回りの効く
自治体

よこらぼは毎月審査を実施。最短で1ヶ月で採択が決定するほか、プロジェクトがスタートしてからも、町役場の担当者が伴走します。

特徴
4
町民コミュニティ

町民の方はイベントなどの参加にとても積極的。町内運動会には競技参加者だけで、のべ2,000人を超える人が集まります。

特徴
5
日本一
チャレンジする町

横瀬町のメディア露出は多数。全国的に注目されている町で、自称「日本一チャレンジする町」です。

人口

①人口と人口変化率の推移

横瀬町では、他の多くの自治体と同様、戦後の復員やベビーブームに伴って昭和22 年に人口が増加し、昭和15 年の6,359 人から6,957 人となっています。高度経済成長期を含む昭和25 年から昭和55 年まで、他の多くの自治体では東京圏等への人口流出による人口減少を招いていますが、横瀬町では大きな人口の減少はなく、増加傾向で推移しています。さらに、いわゆるバブル経済期を含む昭和55 年から平成7年にかけても人口が増加しています。平成7年以降は、社会的な少子高齢化に伴い、人口が減少しています。
出典:横瀬の統計P4~P6,横瀬町人口ビジョンP3~P5

②総人口

● 自然動態
平成17~26 年の10 年間の出生・死亡者数をみると、近年の出生数は50~70 人、死亡者数は120~140 人で推移しており、70~90 人の自然減となっています。
● 社会動態
平成17~26 年の10 年間の転入・転出者数をみると、近年の転入者数は240~270 人、転出者数は260~330 人で推移しており、すべての年で転出が転入を上回っています。
出典:横瀬の統計P14~P16,横瀬町人口ビジョンP6

趨勢人口:戦略的な人口政策の取り組みを想定しない場合の将来人口
戦略人口:戦略的な人口政策の取り組みを前提とした場合の将来人口

③20~30代の人口

●今後、少子化対策や若者を主体とする人口転出抑制策を講じることを前提にしても、急速に20~30 代の人口の減少を押しとどめることは難しく、2045 年までは減少傾向で推移することが想定されます。
●その後は、少子化対策の効果等もあり、現状の60%程度の水準から緩やかに回復していくものと見込まれます。
●20~30 代は、出産の観点から大きな出生率が期待される年代であり、こうした年代ができるだけ多い時代に合計特殊出生率を上昇させることが、少子化対策のひとつの鍵になってきます。
出典:横瀬町人口ビジョンP35

④生産年齢人口

●平成22 年の町内にお住まいで働いている方は4,069 人となっており、そのうち町内で働いている方が1,588 人(39.0%)、町外で働いている方が2,481 人(61.0%)となっています。産業分類別にみると、製造業が最も多く1,021 人となっており、そのうち町内で働いている方が371 人(36.3%)、町外で働いている方が650 人(63.7%)となっています。
●平成22 年の町内で働いている方は、2,815 人となっており、そのうち町内にお住まいの方が1,588 人(56.4%)、町外にお住まいの方が1,227 人(43.6%)となっています。産業分類別にみると、製造業が最も多く713 人となっており、町内にお住まいの方が371 人(52.0%)、町外にお住まいの方が342 人(48.0%)となっています。
出典:横瀬町人口ビジョンP12~P13

⑤高齢者人口

●高齢者人口の規模は、趨勢人口、戦略人口の大きな差異はなく、2020 年をピークに減少過程に入ることが想定されます。
●人口構造における高齢化率については、今後も当面は上昇傾向で推移しますが、今後の少子化対策等の効果として2040 年に38%程度でピークを迎えるものと想定されます。
●既にアクティブシニア世代とも呼ばれる団塊の世代は高齢者に含まれており、こうした比較的元気な高齢者に一人でも多く活躍していただくことが、人口減少期における地域の活性化には不可欠と考えられます。
出典:横瀬町人口ビジョンP37

商工業

産業別就業人口構成比の特化係数

本町の産業構造の特徴として、就業比率を全国と比較すると、「鉱業、採石業等」が 105.9と、全国に比べ高いことがわかります。
出典:横瀬町人口ビジョンP14

観光

目的別観光客数

2014 年の滞在人口月別推移の休日をみると、いちご狩りなどのシーズンである3月、ゴールデンウィークなど春の行楽シーズンである5月、紅葉シーズンである10 月に約2万人台となっています。
出典:横瀬の統計P52

町民所得

町民所得(一人当たり)

出典:横瀬町の統計P56~57

純生産額(一人当たり)

出典:横瀬町の統計P56~57

財政

歳入構成比

横瀬町は、典型的な少子高齢構造になっており、このことは医療費等の社会保障費負担増に直結し、扶助費や国民健康保険特別会計への繰出金が増加しています。また、平成19 年より順次供用開始となっている特定環境保全公共下水道事業や、平成 26 年より実施の浄化槽設置管理事業についても、事業への繰出金に多額の経費を要しています。
出典:横瀬町の統計P56~P57

歳出構成比

横瀬町は、典型的な少子高齢構造になっており、このことは医療費等の社会保障費負担増に直結し、扶助費や国民健康保険特別会計への繰出金が増加しています。また、平成19 年より順次供用開始となっている特定環境保全公共下水道事業や、平成 26 年より実施の浄化槽設置管理事業についても、事業への繰出金に多額の経費を要しています。
出典:横瀬町の統計P56~P57

運輸

1日平均乗降者数(人) 2007年~2019年

2019年度はあしがくぼの氷柱が暖冬の影響で閉園ということもあり、駅の乗者数減少に大きく影響したと思われます。
出典:西武鉄道駅別乗降車数

教育

横瀬町 生徒数推移(2007~2015年)

2009年に生徒数の減少のため芦ヶ久保小学校と横瀬小学校の統合をし、それに伴い教師数も減少している。それに対して、中学校における生徒数も減少しているが教師数に大きな変化は見られませんでした。
出典:横瀬町生徒数・教師数推移(埼玉県公式HP)

横瀬町 教師数推移(2007~2015年)

2009年に生徒数の減少のため芦ヶ久保小学校と横瀬小学校の統合をし、それに伴い教師数も減少している。それに対して、中学校における生徒数も減少しているが教師数に大きな変化は見られませんでした。
出典:横瀬町教師数推移

未就学の子供数

●さまざまな子育て支援策は、戦略人口達成の前提となる合計特殊出生率の上昇を実現するための手段のひとつであるとともに、その結果として出現する未就学の子ども数に応じた対応施策ともなります。
●未就学の子ども数は、2020 年に現状の70%台の水準にまで減少しますが、その後は合計特殊出生率の上昇等により、現状の80~90%程度の水準を維持する見通しであることから、今後、子育てに関するニーズが大きく縮小することは想定しづらく、今後も少子化対策の観点からの取り組みが重要になってきます。
出典:横瀬町人口ビジョンP33

小・中学生数

●小・中学生数については、2025 年に現状の60%程度の水準まで減少しますが、その後は少子化対策の効果等により、概ねその水準を維持するものと想定されます。
出典:横瀬町人口ビジョンP34