私たちの住む横瀬町は、人口約8,200人の小さな町です。
都心からも近く、また、町には豊かな自然もあり、田舎ならではの温かい地域の絆もまだ残っています。しかし、少子高齢化が進み、国・地方ともに財政が悪化していく中で、私たちのような小さな自治体は、どのように生き残り、発展していくか真剣に考えなければならない時代になってきています。
日本創生会議・人口減少問題検討分科会の出した消滅可能自治体の中には、私達の横瀬町も入っており、私たちは、町の未来のために、なんとかしなければならないという強い危機感を持っています。
私たち横瀬町は、新しい公共経営の形を目指します。社会の課題は、行政だけでは解決できない時代になってきています。行政も町や社会をよくしたいと思う内外の方々と一緒に楽しんでいただきながら、手を取り合って進まなければならない時代が来ると思っています。今、企業の方も「シェアリングエコノミー」という人と人とのつながりをベースにした分野のビジネスや、地方創生への参入をしてきています。まちづくりに関心がある若い方も増えています。そのような方々のやりたいことを応援することで、結果的に横瀬町や社会がよくなる、そんな公共経営の形を作ることを目指しています。