こんにちは!よこらぼマガジン編集部の邉見です。
今回は5月28日(日)に行われた、横瀬町寺坂棚田学校による田植え体験のレポートです!
27名が町外から参加
今回の田植え体験は、横瀬町寺坂棚田学校がホストとなり地域体験ツアー紹介サービス「TABICA(たびか)」を通じて参加者を募集しました。
小学生を含む家族での参加が多く見られました。
寺坂棚田に到着すると平沼校長より田植えの仕方を教わります。
普段から寺坂棚田学校の生徒の指導をしていることもあり、教え方も手なれた様子。
寺坂棚田学校についてはホームページをご覧ください。
“埼玉県最大級”である横瀬町の寺坂棚田は約250枚の水田で構成され、南側には“秩父地域のシンボル”である武甲山(高さ1304m)がそびえ立っています。
素敵な笑顔があふれる
苗を田んぼに満遍なく投げ入れる様子。
こうすることで苗を持ちに戻ることがなく、スムーズに作業が進みます。
写真に写っているお二人は台湾の出身。(現在は東京在住)
“台湾でも東京でも田植えをする機会がなかった。初めに募集を見つけたときは満員で申し込めなかったが、空きができたのを知って申し込んだ”とのこと。
“台湾の人は写真に写るのが大好きなんだ”と
素敵な笑顔で写真を撮らせてくれました!
泥まみれになるのもお構いなし
日差しが強く、気温も時間とともに上昇。
腰まで水に浸かって遊ぶ子どもたち。
もちろん、田植えもしっかりやりました。
様になってますね!
大人も負けずに取り組みます!
田植え用の長靴や、地下足袋を持参する方も数名いらっしゃいました。
コツをつかむにつれて、作業スピードアップ!
生き物を発見!
水の中を泳ぐおたまじゃくし、昼間から鳴きだす蛙など寺坂棚田には多様な生き物が生息。
なにを見つけたんでしょう。
本物の生き物を目で見て、ふれあう機会にもなりました。
虫かごを持参するくらい虫が好きな少年も。
水面には“逆さ武甲”
90分ほどかけて1枚の田んぼを完成させた参加者の皆さん。
最後は一緒に写真を撮りました。
参加者同士での交流も生まれたようです。
自分が植えた苗が成長し、お米が実ると考えるとワクワクしますね!
地域体験のきっかけに
“昔ながらの手作業で大人も子供も泥んこになりながら楽しんで、とても貴重な経験となりました”
“田んぼや泥とまったく無縁だったけど、長靴を履いて、水田でちゃんと地に足をつけて一つ一つの苗を植えたことで、おいしい米ができる期待が膨らみました。寺坂棚田学校の皆さんに感謝します”
参加者から感想を聞いていると、田植えのような非日常体験は(特に都市部に住む方にとっては)何か“情報”や“きっかけ”がないと足を運びにくいといった声がありました。
TABICAはインターネット等を通じて“情報”を提供し、参加者が体験に足を運ぶ“きっかけ”を作ってくれます。
秋の稲刈り体験
9月17日(日)には、田植えを行った寺坂棚田で稲刈り体験を実施する予定です。
今回参加できなかった方も参加可能です。
(近日中にTABICAを通じて募集を開始します。)
横瀬町ではTABICAを利用して横瀬町ならではの体験を企画・実施してくれるホスト(協力者)を募集しています。
ご興味・関心をお持ちの方は「まち経営課」までご連絡ください。
■電話 0494-25-0112