1. 札所で座禅を体験してみよう!

札所で座禅を体験してみよう!

こんにちは!よこらぼマガジン編集部の邉見です。

横瀬町のお寺で座禅体験ができるのを知ってましたか?
若い女性を中心に、密かに座禅が注目される中、横瀬町内で座禅ができるとはなかなかの驚きです!
日頃の邪念に向き合うべく、夜座会(座禅体験)ができる秩父札所八番「西善寺」さんにお邪魔して来ました!

 

横瀬町内の札所で唯一座禅体験ができる「西善寺」

横瀬町には札所が五番から十番まであります。その中でも一般向けに座禅体験を開催しているのは八番さんだけだそうです。(秩父市内にある札所十五番さん、札所ではありませんが宇根地区の東林寺さんなども定期的に座禅体験を行っています。)

※町政要覧提供写真

今回訪れた「西善寺」は札所の中でも、樹齢600年を誇るコミネカエデがとても有名。紅葉の時期には多くの観光客の方が訪れています。樹齢600年のコミネカエデに守られたお寺で座禅ができるのは、何か神秘的なものを感じますね。

というわけで、今回はこの4人と一緒に夜座会へ参加しました!

横瀬町地域おこし協力隊の石黒さん、秩父市地域おこし協力隊の塩川さん、関川さん、走出さん
今年度、あるいは昨年度から地域おこし協力隊として秩父地域で活動している4人です。

横瀬町地域おこし協力隊Facebook

秩父市地域おこし協力隊Facebook

 

 

まずは受付、そして座禅の説明

始めに受付を行います。

 


受付後、今日は特別に「西善寺」の足立義雲住職に少しだけお時間をいただいて、お話を聞かせていただきました。(普段は受付後、そのまま夜座会が始まります。)

この夜座会は8年前から開催していているそう。
「手探りで始めたため、初めの2ヶ月は1人も参加者がいませんでした(笑)。それでも、徐々に参加者が増えて来て、今では毎月参加をいただけるようになりました。」

より多くの人に西善寺を訪れてもらうために始めた夜座会。一般的に座禅体験というと朝方や日中に行われることが多いようですが、夜に実施しているのは、住職が「朝は苦手だから」 だそうです(笑)
ただ、19時半から90分ほどの会であるため、仕事終わりの方や学校帰りの子どもたちも参加しやすい時間帯ですよね!

毎回参加する方もいらっしゃいますが、開催が毎月8日と決まっていて、月によって参加者数はだいぶ変動するそうです。多いときは25名ほど参加者がいることも。特に小・中学校の夏休みと重なる8月8日は人が集まりやすいそう。

最後に、「背中を叩かれるのは痛いですか?」と質問してみたところ「叩かれれば分かりますよ」と返されてしまいました。覚悟を決めて夜座会に向かいます!

 

 

精神を統一して、静かに座禅に打ち込む

夜座会が始まりました。

今回、私たちは初めての参加ということで作法、姿勢、心構えを1つ1つていねいに教えていただきました。天井から垂れる糸に吊られるように背筋を伸ばし、どっしりと構え、視線を少し下に落とします。

本来は足を組む時に、両足の先を膝の上につけますが、片方だけでも、胡坐をかいた状態でもいいとのこと。義雲住職も「形どうこうよりも、何も考えないようにすることが大切」と仰っていたので、あまり気構え過ぎることはないようです。

座禅中は義雲住職が警策(けいさく)という棒状のものを持ちながら参加者の前を通過。自分の目前に来た際に合掌すると警策で背中を叩いてもらえます。合掌さえしなければ、いきなり叩かれることはないので安心しましょう!


「トントン…ターン、ターン」

 

と、警策で肩をたたく 音が、静かな部屋に気持よく響きわたります。これを左右から1回ずつやってもらいます。義雲住職も痛くないところ(肩甲骨と背骨の間の僧帽筋)をねらって警策を振り下ろしてくれているそうです。なので叩かれても「ほとんど」痛くないですよ!

この日は虫の鳴き声すら聞こえないくらい静かだったので、まるで世界が自分ひとりだけになってしまったかのような感覚でした。
始めに練習として5分(この5分が意外と長く感じます)、その後、休憩を挟みながら20分ほどの座禅を2回体験しました。


 

夜座会

日 時  :毎月8日 19時半から21時頃まで(1月~3月を除く)
参加費  :無料
予 約  :不要(ただし、大人数で訪れる際は要連絡)
駐車場  :有(乗用車15台程度)
連絡先  :0494-23-3413
アクセス :西善寺公式ホームページをご覧ください。

毎月8日以外であっても、義雲住職の都合がつく日時であれば座禅指導を実施していただける場合があります。(参加費一人500円、約60分)
秩父観光に来た都内の学生や、同じく都内の女性6人組が体験に来ることもあるそうですよ。

 

夜座禅会終了後も住職にお話を伺いました。

「座禅」と大きなくくりで表現していますが、宗派によって違いがあるとのこと。
西善寺を含む臨済宗は「壁に背を向けて」座りながら、反対に、東林寺を含む曹洞宗は「壁に向かい合って」座りながら座禅をするそうです。
ただ座禅を体験するだけでなく、ちょっと自慢できる知識も得られる機会になりました。

また、座禅についての考え方もお話いただきました。
「私たちは目を覚ましている間、頭の中で何かしらを考えて生きている。座禅をしているほんの少しの時間だけでも『何も考えない時間』ができるのであれば、それは私たちの人生にとって、とても有意義な時間になる。」

確かにこのようなお話を伺い、自分自身の時間を振り返っても、ずーっと何かを考えているな、と感じました。あえて、座禅をすることで、『何も考えない時間』を作り、自分と向き合うことができるのかもしれません。
こうして座禅の意味を知ることで、自分でもやってみようという気がおきますね。


 

「3回参加すれば、座禅が趣味になりますよ。」と言う義雲住職。
趣味がなくて困っているという方、「座禅を趣味」にしてみませんか?
また次回のよこらぼマガジンでお会いしましょう!

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邉見翔吾
横瀬町まち経営課 政策・秘書・広報グループ所属 よこらぼ担当のうちの1人として活動しています。 よこらぼマガジンへのご意見・ご要望がありましたら、まち経営課までご連絡ください!0494-25-0112